インテリア・バリアフリー

インテリア・バリアフリー

建物の内部仕上げの内容から木工事・屋根・左官・タイルなどを除いた工事のことを指しています。一般的に分かりやすく言うなら、建物内部の壁、床、天井の仕上げ工事を総称して内装工事と呼んでいます。内装工事は見積りの最後に来ることから、外装に比べてあまり重視されていないような印象がありましたが、最近では明るくて居心地の良い居住空間を求める傾向が高まっていることもあり、内装工事に対する関心や注目度が高くなっています。 内装リフォームに対する価値観も、時代と共に変化しています。以前は住まいが古くなったために内装をリフォームするという考え方が一般的でしたが、最近では中古物件をフルリフォームして新築同様の内装に生まれ変わらせたり、バリアフリーや間取り変更のために内装リフォームを行うなど、発想が多様化してきています。

内装工事のタイプ

 

ライフスタイルに合わせたリフォーム

近年は、家族が増えたり、あるいは生活の変化に伴って間取りの変更を希望する方が増えています。また、社会の高齢化に伴い、バリアフリーに対応した床、手摺り、バスルームなどのリフォームも需要が増しています。新築時には無かった最新仕様の設備が備わることで、以前よりも快適な生活を送れるようになります。

 

リノベーション

建物に新たな付加価値を与えるためのリノベーション。リビングやダイニングの間仕切りを無くしたり、和室を洋室に改装したり、水廻りの設備交換、中古マンションの内装を一新など、その目的は様々です。空間をガラリと変えて、ライフスタイルに合わせた住まいとして再生させることも可能です。住む人の個性や要望を盛り込めるのも大きなメリットです。

 

原状回復工事

賃貸物件では、入居者が退室するごとに行う原状回復工事があります。短期間の入居ならハウスクリーニング程度で済む場合が多いですが、入居期間が2年以上の場合は床のカーペット、畳、壁天井のクロスなど、日焼けや生活の汚れなどにより交換や張替えが必要になる場合が少なくありません。

 

コンバージョン(用途変更)

駅近くのビルを賃貸マンションにしたり、入居の決まらない店舗を住居にしたりなど、物件の用途を変更するケースが目立つようになってきました。例えば、交通の便が良い駅近くにありながら空室の目立つテナントビルを、居住用としてリフォームし、賃貸マンションとして再生することで、収益の回復を図ることも可能になります。

 

 

バリアフリー

高齢者人口の増加により、バリアフリー改装の需要はますます高まっています。 現在、健康であっても、転倒をきっかけに寝たきりになってしまう高齢者も多く、予防の観点からもバリアフリー化は重要です。

浴室改良

浴室は、転倒やヒートショックなど、家の中でも危険が多い場所。バリアフリー改装では、すべりにくい床への変更や段差の解消、手すりの設置などを行います。

 

便所改良

和式トイレは足腰に負担がかかったり、段差があって危険な場合も。バリアフリー改装では、洋式トイレに交換し、車椅子対応のために建具の交換やスペースの拡張、手すり設置を行います。

 

手すりの取付け

立ち上がる際の補助や移動時の転倒防止などのため、廊下や玄関、水まわりなどに手すりを設置します。

 

段差の解消

部屋と部屋の間のちょっとした段差も、子どもやお年寄りにとっては転倒の原因になります。また、数段でも階段があると、車椅子では通行できません。バリアフリー改装では、必要に応じて段差をなくし、床をフラット化、もしくはスロープ化します。

 

 

施工例

中井町 バリアフリーリフォーム I様邸